10/16(土)「地域密着防災体験セミナー」が開催されました!

10月16日(土)13時から上伊那郡南箕輪村の大芝高原屋内運動場にて「地域密着防災体験セミナー」が開催されました。一般参加された30名の方と伊那JCメンバーが、災害や避難所について多くを学ぶ機会となりました。

協力しながらパーテーションを組み立てます。

 

 

まずはパーテーションを利用した避難スペースを確保し、各自用意した備品で避難スペースの設営。その後は、子供は防災カードゲーム、大人は避難所運営ゲームHUGを行い、防災や、避難所の運営について、ゲームを通じて楽しみながら学習することができました。

伊那市危機管理課 小牧様の講演

避難所運営ゲームHUGの様子

避難所運営ゲームHUGの振り返り。

参加されたお子様方は、防災カードゲームを楽しみながら、災害について学びます。

また、一般参加者の方には、体験用防災グッズのプレゼントがあり、防災グッズに実際に触れ、保存食を実際に試食することで、各自必要な防災備品を改めて考える機会となりました。

伊那JCメンバーからの防災グッズについての説明。

そして、伊那市消防団日下部団長からの防災活動・コミュニティのつながりの重要性や、消防団活動について講演して頂きました。消防団員であれば、所属する消防団幹部の話を聞く機会はあると思います。今回は、消防団でない方も消防団の話を聞く、貴重な場となりました。

伊那市消防団日下部団長のご講演

 

さらに、国土交通省 天竜川上流河川事務所 砂防調査課の方から60年前に伊那谷で起きた「三六災害」の話をお聞きし、三六災害体験者インタビュー動画を視聴。当時の様子を学び、未来を考える意義深い機会となりました。国土交通省緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の活動内容や、照明車両を実際に見て、災害現場で活動する様子を知ることは、改めて災害について考えるきっかけとなります。

国土交通省 天竜川上流河川事務所 砂防調査課の皆様

災害時などで活動する照明車

最後に、グループごとに振り返り・発表を行い、災害時に活かせること、防災グッズで必要な物、避難所で不便と思われること等を共有し、新たな気づきを得ることができました。約7時間に及ぶセミナーでしたが、災害について学ぶ大変有意義な事業となりました。今回の事業にご参加・ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!